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サイト運用の事例集・コラム

【経営者必見】PageSpeed Insights(サイトの読み込み速度)の点数はどこまで信じるべき?「低スコア」の営業電話に騙されないための真実

  • サイト運用の事例集

突然ですが、貴社の会社宛てにこんな電話がかかってきたことはありませんか?

「御社のホームページ、PageSpeed Insightsの審査が不合格、かつ点数が50点を切っていて危険です!すぐに改善しないと検索順位が落ちますよ!」

自社のサイトが「悪い状態」だと言われると、不安になってしまいますよね。中には60点、50点といった決して致命的ではない点数を引き合いに出し、過度に危機感を持たせてサイト改修や保守契約を促す営業手法が昔から存在します。

結論から申し上げます。そのような営業電話を受けても、焦る必要はありません。

この記事では、Web制作のプロの視点から「PageSpeed Insights(PSI)の点数とどう向き合うべきか」、そして「本当に改修が必要なボーダーライン」について、包み隠さずお伝えします。

PageSpeed Insights(PSI)は、Googleが提供しているWebページの読み込み速度やパフォーマンスを測定する無料ツールです。URLを入力するだけで100点満点でスコアが出るため、非常に分かりやすいのが特徴です。

しかし、この「分かりやすさ」が、事実を誇張した営業のきっかけに使われてしまう要因でもあります。

営業担当者は点数の低さを指摘してきますが、私たちWeb制作やSEOのプロは、以下の前提を持ってサイトを評価しています。

(※ここが一番重要です) 「点数が低いと検索順位が落ちる」と焦燥感を駆り立てるセールストークがありますが、これは事実を正確に表していません。最前線で活躍するSEO会社や、AI検索(AIO)対策を行う企業は、PSIの点数そのものを絶対的な判断材料とはしていません。 Googleにとっても、最も重要なのは「ユーザーにとって有益なコンテンツかどうか」であり、表示速度は数ある指標の1つに過ぎないのです。

PSIのスコアは絶対的なものではありません。測定した時間帯のサーバーの混雑具合や、ネットワークの状況によって、同じサイトであっても測るたびに点数が変わります。 数値の上下に一喜一憂する必要はないということを覚えておいてください。

サイトのデザイン性を高めるためのリッチなアニメーションや、高画質な画像を適切に配置している場合、システム上どうしてもPSIの点数は下がりやすくなります。しかし、それは「ユーザーに魅力を伝えるため」に必要な要素であり、点数が低いからといってサイトの価値が低いわけでは決してありません。

現在、スマートフォン向けの通信環境は5Gが広く普及しています。そのため、一般的なWebサイトであれば、PSIの点数が低かったとしても、ユーザーの環境ではほぼ問題なくサクサク表示されます。 ツール上の数字よりも、「実際に自分のスマホやPCで見て、遅くてイライラするかどうか(目視での体感)」が最も確実で重要な判断基準です。

では、一体何点まで下がったら対策を講じるべきなのでしょうか? 私たちは、「30点を切ったら、少し見直しを検討する」くらいで十分だと考えています。

点数別の具体的な対応目安は以下の通りです。

PSIスコアサイトの状態と対策の目安
31点〜100点【問題なし】目視で著しい遅延を感じなければ、すぐに対策する必要はありません。営業の電話があっても、冷静に見送って問題ありません。
21点〜30点【少し対策を検討】データベースの最適化や、アップロードしている画像・動画の容量が適正か、一度見直しを行うと安心です。
11点〜20点【見直しの強化】表示に少し重さを感じるかもしれません。大きすぎる画像や動画がないか、不要なシステムが動いていないか、少し踏み込んだ見直しをおすすめします。
10点以下【全体見直し(要対策)】ここまで極端に低い場合は、ユーザーも「遅い」と感じて離脱している可能性があります。サイトの構造やサーバーを含め、全体的な改修を講じるべきタイミングです。

PageSpeed Insightsはあくまで「サイトの健康状態を示す一つの指標(参考値)」に過ぎません。

50点や60点という数字を見て「今すぐ直さないと大変なことになります!」と急かしてくる飛び込み営業には、事実を誇張している可能性もあるため注意が必要です。

もし「本当にうちのサイトの速度、大丈夫かな?」と少しでも不安に思われたら、突然電話をかけてきた見知らぬ業者ではなく、日頃から付き合いのあるWeb制作会社や、確かな実績を持つパートナーに「実際のところどうですか?」と気軽に相談してみてください。

もちろん、弊社でもフラットな目線で無料診断を行っております。数字のトリックに惑わされず、本当に価値のあるWebサイト運用を行っていきましょう。

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