クリニックサイト運用の事例集・コラム
クリニックの成長に合わせた機能追加と、サイトを壊さない安全な運営
- クリニックサイト運用の事例集
目次
クリニックのホームページは「作って終わり」ではなく、公開後の運用からが本当のスタートです。 開院後の運用を続けていく中で、「Web予約システムを導入したい」「Web問診票を追加したい」「インフルエンザワクチンの特設ページを作りたい」といったご要望が出てくるのは当然のことです。
しかし、専門的な知識を持たずに機能追加を行うと、予期せぬ不具合でサイトが真っ白になってしまうことも……。医療機関にとって、ホームページのダウンは患者様の信頼低下や、窓口業務の混乱に直結してしまいます。
今回は、新規でご相談にいらっしゃる先生方からよくご質問いただく「月額サポート(保守)では具体的に何を管理しているの?他社との違いは?」という疑問にお答えすべく、機能追加やプラグイン導入時におけるKurumi株式会社のサポート事例をご紹介します。
事例詳細
日々診療を行っていると、「初診受付のフォームを詳しくしたい」「休診日カレンダーをもっと見やすくしたい」「順番待ちシステムと連携させたい」など、クリニックの状況や患者様のニーズに合わせて様々な要望が生まれます。 その際、院長先生やスタッフの方が「便利そうな無料プラグインを見つけたから、とりあえず入れてみよう」と思われることがあるかもしれません。
しかし、システムが複雑に絡み合うWebサイトにおいて、安易な機能追加は既存システムとの衝突(バッティング)を引き起こし、サイト全体が表示されなくなるなどの重大なトラブルを招くリスクを孕んでいます。ホームページが見られなくなると、患者様は予約や診療時間の確認ができず、窓口への電話が殺到するなど、本来の医療業務に大きな支障をきたしてしまいます。
一般的なWeb制作会社が行なう対応
※はじめに、これはあくまで業界における一般的な傾向であり、すべての制作会社に当てはまるわけではないことをお断りしておきます。
自己責任による高額な修理代金
月額の保守契約を結んでいない場合、先生やスタッフの方の操作でサイトが壊れてしまったとしても、「お客様の操作による不具合は対象外」とされることが多く、制作会社側では責任を負いかねるのが実情です。
バックアップ未取得による長期ダウンの危険性
事前のバックアップを取得していない会社も存在します。そのため、いざ復旧作業が必要になった際にすぐ元に戻せず、長期間サイトが表示されないまま、高額な修理代金が実費として請求されるケースがあります。
AI制作・格安サイトの拡張性の限界
最近流行している「AI制作による手軽なWebサイト」や「格安のテンプレートサイト」は、後から医療機関特有の複雑な機能(予約システム連携など)を追加することを前提としていないケースが多々あります。いざ機能を追加しようとすると、基本的には対応不可であったり、一から作り直すレベルの高額な追加見積もりになったりすることがあります。
Kurumi株式会社が行なう対応
弊社では、クリニックのホームページは「医院の成長や地域医療のニーズとともに進化していくもの」と捉えています。そのため、ある程度の追加機能の実装をあらかじめ前提とした土台作りとして、拡張性に優れた「WordPress」をCMSに採用しております。
また、月額サポートをご契約いただいているクリニック様から「この予約プラグインを入れたい」とご指定いただいた際、弊社ではただ言われるがままに導入するようなことはいたしません。プロの目線で以下のような「査定」を行い、医療機関に求められる安全性を確保します。
本当にその機能が必要かの見極め
「受付業務の負担を減らしたい」「患者様の利便性を上げたい」といった本来の目的を丁寧にヒアリングし、そのプラグインが本当に最適解なのかを探ります。
システム影響の事前検証
組み込んだ際に、既存のシステムとバッティングしてサイトが壊れないかを事前に慎重に調査します。患者様がアクセスできない時間を生み出しません。
代替案の検討
指定されたプラグインにセキュリティリスクや個人情報保護の懸念がある場合は、より安全な代替プラグインや、外部の医療予約専用システムへのリンクなど、別の実現方法をご提案します。
運用の伴走
機能を追加して終わりではなく、「お忙しいスタッフの皆様がどうやって運用していくか」という業務フローまで一緒に考え、伴走型のサポートを行います。
その後、どうなったか(導入結果)
事前の緻密な調査と検証(プラグイン査定)を挟むことで、既存のサイトを壊すことなく、クリニック様が希望する機能拡張を実現できています。
万が一のトラブルに備えたバックアップ体制はもちろんのこと、専門家がすぐそばで伴走することで、先生方が「サイトが壊れたらどうしよう」という不安を抱えることなく、本来の診療業務に専念できる環境を提供しております。 結果として、医院の成長に合わせたホームページの柔軟な進化を、予期せぬ修理費や業務停止のリスクを抑えながら実現できています。

