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クリニックサイト運用の事例集・コラム

病院・クリニックのWebサイト運用:「スマホでの文字の段落ち問題」をどう解決するか?

  • クリニックサイト運用の事例集

医療機関(病院・クリニック)のWebサイト運用において、「PCとスマートフォンで文字の改行位置が違う」「変なところで段落ちしてしまい、患者さんに読みにくいのではないか」というお悩みは非常に多く寄せられます。

新規にご相談いただく院長先生やご担当者様から、「月額制の保守プランでは、普段何を管理しているの?他社と何が違うの?」とご質問をいただくことがあります。実は、単なるサーバーの死活監視やシステムのアップデートだけが保守ではありません。こうした日々の運用で生じる「ちょっとした見栄えのズレ」を、美しく、かつ安全な形で最適化し続けることも、医療機関の信頼感を保つための重要な業務のひとつです。

本記事では、現代のWebサイトで避けては通れない「レスポンシブデザインにおける文字の段落ち問題」について、その最適な落としどころと、Kurumi株式会社ならではの解決策をご紹介します。

Webサイトに掲載する診療案内やご挨拶の文章において、「このキーワードのまとまりで改行したい」「ここで区切ったほうが患者さんに誤解なく伝わる」というご希望は、医療情報の質と信頼感を左右する重要なポイントです。

しかし大前提として、スマートフォンサイトは閲覧している端末(機種や画面サイズ)によって改行位置が変動します。 現代の主流であるレスポンシブデザイン(閲覧する画面幅に合わせてレイアウトが柔軟に可変する仕組み)においては、院内のPCできれいに見えていても、患者さんがご自身のスマートフォンやタブレットで見ると、意図しない部分で文字が段落ち(改行)してしまうことが多々あるのです。

患者さんが使用するデバイスの画面サイズは無数に存在するため、すべての端末で完全に同じ位置で改行させることは、物理的に非常に困難なのが実情です。

※あくまでもWeb業界全体における一般的な傾向ですが、この問題に対しては以下のような対応がとられるケースが多く見受けられます。

多くの制作会社では、「レスポンシブデザインの仕組み上、画面幅によって改行位置が変わるのは避けられないものです」とご説明し、そのままの状態で運用を続けることが一般的です。しかし、これでは患者さんにとって読みづらい状態が放置されてしまいます。

どうしてもという強いご要望があった場合、「その改行させたい部分だけ」イレギュラーにフォントサイズを縮小して、無理やり1行に収めるという対応がとられることもあります。しかし、この場当たりの方法をとると、結果的にページ全体の文字サイズのバランスが崩れてしまいます。特にご高齢の患者さんにとっては「文字が小さくて読めない」というアクセシビリティの低下を招く新たな問題が発生します。

Kurumi株式会社では、医療機関のサイトにふさわしい「デザインの美しさ」と「運用上の無理のなさ」の最適な落としどころを見つけるため、月額保守のなかで以下のような独自のルールと技術を用いて対応しています。

スマートフォンの狭い画面で中央揃えなどを多用すると、段落ちした際の文字のガタつきが目立ち、非常に読みづらくなります。そのため、視線移動がスムーズでご高齢の方でも可読性が高い「左寄せ」を基本としてレイアウトを構築しています。

画面幅によって不自然な余白が生まれやすくなる原因となるため、読点での強制改行は避けるルールとしています。

文章の明確な区切りとして自然な句点での改行については、ご要望に合わせて丁寧に調整を行います。

当社では、「スマートフォン表示の時だけ、ピンポイントで指定位置で改行させる」ことが可能な独自のプログラムを標準でご用意しています。

これにより、PC版のレイアウトや全体のフォントサイズ(読みやすさ)を犠牲にすることなく、スマートフォンからアクセスする患者さんにとっても、最も読みやすく安心感のあるテキスト表示をスマートに実現しています。

こうした細やかな表示調整を、独自のルールとプログラムを用いて継続的に行なうことで、どのデバイスから見ても美しく、かつシステムのバランスを崩さない「安全なサイト運用」が実現できております。

無理なカスタマイズを行わないため、休診日のお知らせや診療内容の追加など、将来的なコンテンツ更新時にも表示崩れが起きにくくなります。院内スタッフの皆様にとっても、そして情報を必要としている患者さんにとっても、ストレスのない安定したWeb環境をご提供し続けています。

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