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クリニックサイト運用の事例集・コラム

安価な月額制サブスクホームページに注意。落とし穴、隠れたリスクと安全な制作会社の選び方

  • クリニックサイト運用の事例集

「ホームページの月額費用って、一体なにを管理しているの?」「毎月、裏側でどんな作業をしてくれているの?」 開業を控えた先生や、クリニックの事務長様から、このようなご質問をいただくことがよくあります。

昨今、開業時の初期費用を抑えられる「月額制(サブスクリプション)」のホームページ制作サービスが非常に増えました。実際に比較してみると、月額2,000円程度の非常に安価なものから、月額5万円以上のものまで存在します。 「一体なぜここまで値段の振り幅があるのか?」と混乱してしまうのも無理はありません。

実は、この価格差の裏には「制作手法の違い」と「リリース後のサポート体制の違い」が明確に存在しています。安さだけで選んでしまった結果、後々クリニックの信頼に関わる大きなリスクを抱えてしまうケースも少なくありません。次項で、その具体的な理由とリスクについて解説します。

※はじめに:こちらはあくまでも「安価さを売りにした一部のサブスクリプション型サービス」における一般的な傾向であり、すべての会社やサービスに当てはまるわけではありません。

安価な月額制サブスクリプションを提供している会社の多くは、以下のような特徴(落とし穴)を持っています。

安価なサービスの場合、サイト公開後に定期的な巡回やメンテナンスを行っていないケースが散見されます。驚かれるかもしれませんが、基本は「放置」です。 医療機関の場合、「急な休診案内」「インフルエンザワクチンの予約開始」「診療時間の変更」など、スピーディーな情報更新が必須です。しかし、こういった要望のたびに「有料オプション」として都度費用が発生する仕組み(この追加費用で収益を成り立たせているビジネスモデル)が一般的です。

また、中には「月〇回まで無料修正対応」と魅力的な謳い文句を掲げているケースもありますが、ここにも注意が必要です。いざ依頼をしてみると、「それは軽微なテキスト修正の範囲を超えるため有料です」「少しでもレイアウトが変わる作業は別料金です」と断られ、結局は追加費用を払わざるを得なくなることが少なくありません。 契約前にはこうした「無料の適用範囲(裏側のルール)」について詳しく説明されないことが多く、運用を始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔する大きな落とし穴になっています。

したがって、Web制作会社を選ぶ際は、頻繁に発生する「お知らせの更新」などがどこまで無料で対応可能なのか、有料となる際の「見積もり基準」を契約前に明確に提示してくれる会社を選ぶようにしてください。

多くの場合、「ノーコードツール(Wix, Jimdo, ペライチ等)」のテンプレートを使用するか、AIに自動生成させたサイトを納品しています。そのため、クリニック独自のカスタマイズや複雑な機能追加には対応できません。 結果として、自院の強みや専門性が全く反映されず、「隣のクリニックと似たような、ただ存在しているだけのサイト」に陥りがちです。特に「Web問診票へのリンクを目立たせたい」「独自の予約システムを綺麗に埋め込みたい」といった導線設計ができず、早期解約に至るケースが多いのが実情です。

実は「修理ができないWeb制作会社」が激増していること、ご存じですか? 「うそでしょ?」と思われるかもしれませんが、本当です。

その根拠として、弊社へのお問い合わせで最近非常に増えているのが、「今のWeb制作会社が何もしてくれなくて…」や、「今のWeb制作会社に『その追加要望は作れない』と言われてしまって…」といったご相談です。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。それはAIの普及により、基礎的なプログラミング知識を持たないままサービスを提供する「Webサイトを作るだけ」の会社が激増したからです。AIを使えば、簡単にそれらしいサイトは作れてしまいます。

しかし、いざ先生から「ここをこういう風に動かしたい」「デザインの微調整をしたい」と意見交換を求めても、「AI任せで作っているので、これ以上のことはできません」「システムの仕様上、これが限界です」と突き放されてしまうトラブルが増えています。裏側のコードを直接触る技術がないため、自力で「修理」や「複雑なカスタマイズ」をすることができないのです。

ノーコードツールを利用している場合、最も恐ろしいリスクは「管理会社依存ではなく、そのツール自体がサービス終了すると、自院のサイトも同時に消滅してしまう」という点です。 もしクリニックのサイトが突然消えれば、患者様は「閉院してしまったのか?」と不安になり、致命的な信用失墜に繋がります。

(※過去の事例を見ても、大手IT企業が提供していた『Yahoo!ジオシティーズ』(2019年終了)をはじめ、25年もの歴史があった『teacup.』(2022年終了)や、巨大プラットフォーム運営の『LINE BLOG』(2023年終了)でさえ、サービス終了に伴い多くのサイトが消滅しました。外部のプラットフォームに完全に依存することは、常にこのリスクと隣り合わせだと言えます。)

実際、上記サービスの終了に伴い、慌てて弊社に駆け込んでこられたお客様もいらっしゃいました。

上記のような一般的な安価なサブスクリプションとは異なり、弊社では以下のような体制で制作と運用管理を行っております。

  • 完全オーダーメイドの設計図から制作 手軽なノーコードツールや使い回しのテンプレートは使用しません。プロのWebデザイナーやプログラマーが、クリニック様の診療方針や患者様の層に合わせて、真っ白な状態から設計図を引き、オーダーメイドで制作を行います。
  • プロの「人」の目と手による確実な管理 日々の管理・保守も、専門知識を持ったスタッフが人の手で行います。作業効率化のためにAIを活用する場面があっても、必ずプロによる「監修・修正」が入ります。そのため、よっぽどのことがない限り「仕様上直せません」と突き放すことはありません。

近年、「安価な月額制サブスクリプションで痛い目を見た」というクリニック様が、セカンドオピニオンとして弊社にご相談にお越しいただき、そのままサイトをリニューアルされるケースが非常に増えてきております。 「少し費用が高くても、裏側までしっかり管理してくれて、患者様に安心感を与えられる会社に頼みたい」と、弊社を選んでいただけることを大変うれしく思っております。

実際、弊社が保守・管理に携わり始めてからは、おかげさまで解約される医療機関様はほとんどいらっしゃいません。患者様への情報発信がスムーズになり、「顧客満足度」ならぬ「患者様満足度」を維持できている何よりの証拠だと実感しております。

長くお付き合いさせていただく中で、分院の展開や診療科目の増加に合わせてサイトを拡張・増築していくことも多く、現状維持をご希望のクリニック様に関しても、サイトのセキュリティアップデートは常に実施しておりますので、安全で安定したサイト運用を提供し続けております。

「毎月の費用が、自院の”信用”と”患者様の安心”にどう繋がっているのか」。 医療機関のWeb制作会社を選ぶ際は、ぜひこの点に注目してパートナーを見つけてみてください。

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